拝啓
皆様にはますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
このたび、新型コロナ感染症拡大に収束の目途が立たない中ではありますが、第5回I-HDF研究会を令和3年12月12日(日)、ソラシティカンファレンスセンター(東京・お茶の水)において開催することとなりました。2007年に東京女子医大の江口、峰島らにより開発されたI-HDF療法は、2012年の診療報酬改定以降飛躍的に普及し、2019年末には38,697人(HDF患者の27.5%)の患者さんにI-HDFが行われています。透析低血圧の予防、透析中の処置回数の減少などの効果が多数報告されていますが、効果が十分得られない患者も少なからず存在します。
そこで今回の第5回研究会では、「I-HDFを極める」をテーマとして「I-HDFの達人」「補充条件の再検討-テーラーメイド治療を目指して」などのシンポジウム、ワークショップの他に腎・血液浄化AI学会との合同企画として「血液浄化においてAIはどのように活用できるか」も企画しています。これからI-HDFを始める施設においても有益な情報を供与できる会にしたいと考えております。
敬具
令和3年5月吉日